2月はまだまだ寒い季節で外に出るのも億劫ですよね。
でも暖かい日になるとどこかお出かけしたくなるこの季節。
立春を迎え、一見するとまだ枯れ枯れしいガーデンも宿根草が芽吹いていたり、梅の蕾が膨らんだり、着実に春に向かっている植物たちを発見することができます。
風の丘ガーデンの2月の寄せ植えも、寒さに負けずに春に向かって元気になっていく花を中心にお届けしています。
▶ラナンキュラス(Ranunculus) - 中央
幾重にも花弁が重なった豪華な花です。寒い時期、小花系が中心となってしまいますが、大きな花で寄せ植えにアクセント、ゴージャスさを演出してくれます。花期は4~5月ぐらいまで。終わった花は根元から切ってください。
▶プリムラ・ジュリアン(Primula × juliana) - 前方右
こちらも冬の花の代表格。一重咲きが中心でしたが、最近はバラ咲きやシックな色合いも増え、寄せ植えに使いやすくなりました。花期は4月ぐらいまで。花が腐れやすいので、水やりをする場合は直接花弁にかからないように注意してください。花が終わった後もこまめに花摘みをしてあげると長持ちします。
▶花かんざし(Rhodanthe anthemoides) - 中央左
キク科で花弁がかさかさとする花です。花色が白のため、他の花を引き立たせたり、邪魔することがなく冬の寄せ植えにピッタリな名脇役です。花期は5月ぐらいまで。
▶エリカ(Erica) - 奥
小さくかわいらしい花がびっしりとつくツツジ科の植物。ふわふわと風になびく姿が春を感じさせてくれます。冬のコニファーに代わって寄せ植えを支えてくれる存在です。花期は4~5月。
▶ワイヤープランツ(Muehlenbeckia axillaris) - 手前所々
花だけで作った寄せ植えにはないナチュラルな雰囲気を与えてくれる植物の一つ。自分で作る場合は、1ポットを株分けして所々植えると更にナチュラル感が増します。耐寒性はもちろん、耐暑性もあるので周年活躍してくれます。
▶ビオラ(Viola) - 中央右・手前左
秋から咲き続ける定番の花、ビオラ。様々な草姿や花型、花色が育種されているので、とても人気があります。霜にも強く強健です。終わった花をこまめに摘んであげると長く楽しめます。花期は4~5月まで。
▶ネメシア(Nemesia) - 参考
春と秋に流通する花。花期は短めですが、花を摘んで1か月もするとまた花を咲かせるため、風の丘ガーデンの寄せ植えには欠かせない植物となっています。現在、育種も盛んでいろいろな品種を楽しめます。
◎置き場所
軒下の日当たりが良い場所に置いて下さい。強い霜が降りるときは夜間玄関内に避難してあげると綺麗に長く楽しめます。
◎ご注意
紹介したすべての植物が入っているとは限りません。あくまでも一例の紹介になりますのでご注意ください。